2010年10月16日土曜日

今日の感動!         ♥葉っぱのフレディ♥

私の朝のメインのウォーキングコースの平和公園1万歩コース。
1年を通して歩いていると森の木々や虫たちの変化が見れておもしろい。
普段の生活で忘れていたことや考えもしなかったことに遭遇し、自分自身の心の底から湧き出てくる何かを感じさせてくれる。
歩いていると木々の生命力の強さ
また命のはかなさを目の当たりにする。

My favorite walking course 
平和公園の森の中


先週いつものウォーキングコースを歩いていると偶然、一枚の枯れ葉が蜘蛛の糸にぶら下がってゆ〜らゆ〜ら。
地上に落ちる前にほんのひと時の至福の時を過ごしているかのよう。
この葉っぱの運命はこの後いつかは地面に落ちて行くしかない。
今までの枝に戻ることも、ずーっと蜘蛛の糸にぶらさがっていられない。
ただひたすら落ちて行くのを待って、
その時までのでの短い時間を精一杯楽しむしかないのだ。

ゆらゆら〜


ひらひら〜


楽しそう〜


私もこの葉っぱと同じ。。。

いつか地面に落ちて行くんだよなぁ、

その日がいつなのかわからないけど
それまで精一杯人生を楽しまなきゃ。

ふと以前読んだ子供向けの本を思い出した。
『葉っぱのフレディ』
春が来て
夏が来て
秋が来て
そして冬には今まで仲良しだった葉っぱの友達が
次々と枝から去っていく。。。

そしてフレディもそのときが来た。。。
でもフレディには何の迷いもなかった。。。

春の優しい日差しを胸に・・・

夏の日差しの強い日に
自分たち葉っぱ達が作った木陰で楽しむ子供やその家族たちを
たくさん楽しませたという誇りを胸に・・・

秋の仲間達との楽しいおしゃべりを胸に・・・

そしてまた次の新しい若い世代の葉っぱたちのために
フレディは地面に落ちて行く。。。

こんな感じのストーリー
私はこれを読んだとき
涙が止まらなかった

悲しくてじゃない。。。

寂しくてじゃない。。。

ただ

生きるということが

とても意味のあることのように感じたから。。。。

QB
葉っぱのフレディ
お時間あったら読んでみてね。

道路脇に咲く一輪の花





2010年10月2日土曜日

上海旅行 - Trip to Shanghai

2010年9月19日〜22日

整膚学園の整膚師範として上海にあるガン患者さんのための健康回復学校』を訪問してきた。
薬物療法(抗がん剤)をやめた患者さんが自然療法でガンを克服しよう!という施設で、ここで平均2ヶ月ほど寝泊まりして食事や運動、そして一番大きな活動としてミュージカルさながらの歌や踊りの練習と発表会。そんな活動の中から彼らは薬に頼ることなく様々なガンを克服して行くのだそうだ。

私たち日本から訪れた87人の整膚師一行に対してがん患者さんの参加者は100人くらい。この学校では整膚を教えており、技術を習得した患者さん同士で施術をし合うことによって血や気の巡りがよくなり元気になることを体験してもらっている。
今回は私たちがワンポイントアドバイザーの役目。
生徒さん達はまだ少しぎこちないひっぱり方をしているものの、みんな一生懸命でまた心から楽しんでた。
整膚がガンの患者さんの癒しになっていることを改めて実感。

2時間くらいは彼らの練習の成果とも言えるべきショーをたっぷり堪能させていただいた。
自分たちで衣装を縫ったり、小道具を作ったりして誰もが楽しそう〜に出し物を出してくれた。私はこの人達の明るさに感激&感動した。
命をかけて健康になろうとしているからこそこの笑顔があふれてくるんだろう。

人が命をかけて、また人生のすべてをかけて何かに立ち向かう姿は美しいという言葉以外何も思いつかない。


この健康学校の建物は多分5〜60年は経っているであろう、あまりきれいでない8階建てのビル。食堂や寝泊まりする施設も備わっているけど、あんまりいい臭いじゃなかった。(分かりやすく言えば、臭い...)
トイレも鍵のかからなくて次の人にドアを持ってもらったり、持ってあげたり。
(今の日本ではそういう体験ができないので結構、楽しかったけど。。。)
それとせっかく上海まで来たのだから街の中心部にに行って腕のいいシェフの料理が食べてみたかった。
でも今回は昼も夜も毎回毎回学校の食堂で食事。
ビールもなまぬるッ
う〜、サ・イ・ア・ク!
でも学校のスタッフの人やキッチンのおばさん達が一生懸命作ってくれたので、2回くらい食事を終えたところでもうそんなことどうでもいいやって思えてきた!
最後の食事はとても美味しくさえ感じた。

これな〜んだ?

正解:アヒルの舌(左部分のクワガタのツノみたいな
部分はあごの部分の骨。右側の部分が舌の先端)





デザートはリンゴ丸かじり〜!
(きれいなのかな?っていうところが心配...)

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インドネシアから駆けつけてくれた Putri 。
整膚学園から間違って私たちが泊まっているところではない
違うホテルの案内をもらってしまい、
1人で3日間上海の街をさまよい歩き続けてたそうだ。
歩き疲れて寺院でお祈りをしていたら、救いの神が。。。
英語の話せる万博のボランティアをしている人に
その寺院で出会い、その人が色々と調べてくれて
この学校の所在を突き止めてくれたそう。
笑顔を絶やすことなくこの悲惨なストーリーの一部始終を話してくれました。
ナント素晴らしい性格!
彼女にも感動!

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徐堅学長とツーショット。

上海の夜景!
キ・レ・イ!
人って何でキラキラ光るものが好きなのかな?

遊覧船で、整膚師のみなさんと。


♥この研修の日程で1日だけ万博に行く日があった。


この旅行でお友達になった気の合う5人組であちこち観て歩いた。
これがサイコーに楽しかった
やはり万博会場は予想通り超混んでいたので、中に入れたパビリオンは6つだけ。
『アフリカ』『イタリア』『フランス』『フィンランド』『ニュージーランド』ちょっとだけ『オーストラリア』だけだったけど、イタリアはすっごいオシャレでウキウキした。
イタリア館ではVIPの札を首からぶらさげてる人ばっかりがテーブルで気取って食べている高級そうなレストランにラッキーなことに入れたので、
そこでよく冷えたシャルドネで乾杯〜!
スパゲティにサーモンのムニエル!!
あ〜!最高に美味しかった。
上海で一番美味しかったのは
イタリア料理〜!!!!













このひとときがあったから私たちはこの後の学校の食事を乗り切れたんだと思う。

神様、私たちをこのイタリア館に導いてくださってありがとうございました。
(謝謝)

というわけで3泊4日の短い上海旅行は終わりました。

すばらしい経験とステキな出会いに感謝です。
ホテルで同室だったマユミちゃん、楽しかった!ありがとう〜!(^ ^)/