2010年9月19日〜22日
整膚学園の整膚師範として
上海にある
ガン患者さんのための『
健康回復学校』を訪問してきた。
薬物療法(抗がん剤)をやめた患者さんが自然療法でガンを克服しよう!という施設で、ここで平均2ヶ月ほど寝泊まりして食事や運動、そして一番大きな活動としてミュージカルさながらの歌や踊りの練習と発表会。そんな活動の中から彼らは薬に頼ることなく様々なガンを克服して行くのだそうだ。
私たち日本から訪れた87人の整膚師一行に対してがん患者さんの参加者は100人くらい。この学校では整膚を教えており、技術を習得した患者さん同士で施術をし合うことによって血や気の巡りがよくなり元気になることを体験してもらっている。
今回は私たちがワンポイントアドバイザーの役目。
生徒さん達はまだ少しぎこちないひっぱり方をしているものの、みんな一生懸命でまた心から楽しんでた。
整膚がガンの患者さんの癒しになっていることを改めて実感。
2時間くらいは彼らの練習の成果とも言えるべきショーをたっぷり堪能させていただいた。
自分たちで衣装を縫ったり、小道具を作ったりして誰もが楽しそう〜に出し物を出してくれた。私はこの人達の
明るさに感激&感動した。
命をかけて健康になろうとしているからこそこの笑顔があふれてくるんだろう。
人が命をかけて、また人生のすべてをかけて何かに立ち向かう姿は『
美しい』
という言葉以外何も思いつかない。
この健康学校の建物は多分5〜60年は経っているであろう、あまりきれいでない8階建てのビル。食堂や寝泊まりする施設も備わっているけど、あんまりいい臭いじゃなかった。(分かりやすく言えば、臭い...)
トイレも鍵のかからなくて次の人にドアを持ってもらったり、持ってあげたり。
(今の日本ではそういう体験ができないので結構、楽しかったけど。。。)
それとせっかく上海まで来たのだから街の中心部にに行って腕のいいシェフの料理が食べてみたかった。
でも今回は昼も夜も毎回毎回学校の食堂で食事。
ビールもなまぬるッ。
う〜、サ・イ・ア・ク!
でも学校のスタッフの人やキッチンのおばさん達が一生懸命作ってくれたので、2回くらい食事を終えたところでもうそんなことどうでもいいやって思えてきた!
最後の食事はとても美味しくさえ感じた。
これな〜んだ?
正解:アヒルの舌(左部分のクワガタのツノみたいな
部分はあごの部分の骨。右側の部分が舌の先端)
デザートはリンゴ丸かじり〜!
(きれいなのかな?っていうところが心配...)
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インドネシアから駆けつけてくれた Putri 。
整膚学園から間違って私たちが泊まっているところではない
違うホテルの案内をもらってしまい、
1人で3日間上海の街をさまよい歩き続けてたそうだ。
歩き疲れて寺院でお祈りをしていたら、救いの神が。。。
英語の話せる万博のボランティアをしている人に
その寺院で出会い、その人が色々と調べてくれて
この学校の所在を突き止めてくれたそう。
笑顔を絶やすことなくこの悲惨なストーリーの一部始終を話してくれました。
ナント素晴らしい性格!
彼女にも感動!
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徐堅学長とツーショット。
上海の夜景!
キ・レ・イ!
人って何でキラキラ光るものが好きなのかな?
遊覧船で、整膚師のみなさんと。
♥この研修の日程で1日だけ
万博に行く日があった。
この旅行でお友達になった気の合う5人組であちこち観て歩いた。
これが
サイコーに楽しかった。
やはり万博会場は予想通り超混んでいたので、中に入れたパビリオンは6つだけ。
『アフリカ』『イタリア』『フランス』『フィンランド』『ニュージーランド』ちょっとだけ『オーストラリア』だけだったけど、イタリアはすっごいオシャレでウキウキした。
イタリア館ではVIPの札を首からぶらさげてる人ばっかりがテーブルで気取って食べている高級そうなレストランに
ラッキーなことに入れたので、
そこで
よく冷えたシャルドネで乾杯〜!
スパゲティにサーモンのムニエル!!
あ〜!最高に美味しかった。
上海で一番美味しかったのは
イタリア料理〜!!!!
このひとときがあったから私たちはこの後の学校の食事を乗り切れたんだと思う。
神様、私たちをこのイタリア館に導いてくださってありがとうございました。
(謝謝)
というわけで3泊4日の短い上海旅行は終わりました。
すばらしい経験とステキな出会いに感謝です。
ホテルで同室だったマユミちゃん、楽しかった!ありがとう〜!(^ ^)/