1年を通して歩いていると森の木々や虫たちの変化が見れておもしろい。
普段の生活で忘れていたことや考えもしなかったことに遭遇し、自分自身の心の底から湧き出てくる何かを感じさせてくれる。
歩いていると木々の生命力の強さ、
また命のはかなさを目の当たりにする。
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My favorite walking course 平和公園の森の中 |
先週いつものウォーキングコースを歩いていると偶然、一枚の枯れ葉が蜘蛛の糸にぶら下がってゆ〜らゆ〜ら。
地上に落ちる前にほんのひと時の至福の時を過ごしているかのよう。
この葉っぱの運命はこの後いつかは地面に落ちて行くしかない。
今までの枝に戻ることも、ずーっと蜘蛛の糸にぶらさがっていられない。
ただひたすら落ちて行くのを待って、
その時までのでの短い時間を精一杯楽しむしかないのだ。
ゆらゆら〜
ひらひら〜
楽しそう〜
私もこの葉っぱと同じ。。。
いつか地面に落ちて行くんだよなぁ、
その日がいつなのかわからないけど
それまで精一杯人生を楽しまなきゃ。
ふと以前読んだ子供向けの本を思い出した。
『葉っぱのフレディ』
春が来て
夏が来て
秋が来て
そして冬には今まで仲良しだった葉っぱの友達が
次々と枝から去っていく。。。
そしてフレディもそのときが来た。。。
でもフレディには何の迷いもなかった。。。
春の優しい日差しを胸に・・・
夏の日差しの強い日に
自分たち葉っぱ達が作った木陰で楽しむ子供やその家族たちを
たくさん楽しませたという誇りを胸に・・・
秋の仲間達との楽しいおしゃべりを胸に・・・
そしてまた次の新しい若い世代の葉っぱたちのために
フレディは地面に落ちて行く。。。
こんな感じのストーリー
私はこれを読んだとき
涙が止まらなかった
悲しくてじゃない。。。
寂しくてじゃない。。。
ただ
生きるということが
とても意味のあることのように感じたから。。。。
QB
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葉っぱのフレディ お時間あったら読んでみてね。
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